DM工法(小規模建築物の鋼管杭工法)
品質・性能・利便性に優れた小規模建築物の鋼管杭工法
DM(ダブルメタル)工法は、杭の先端に先端翼を取り付けた鋼管杭工法で、小規模建築物向けの工法です。
概要・適用範囲
適用建築物 | 地上3階以下、高さ13m以下、軒高9m以下、延べ面積500㎡以下 |
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先端地盤 | 砂質地盤、粘土質地盤 |
支持地盤 | SWS試験による換算N値が5以上の地盤 |
杭径 | 101.6mm |
先端翼径 | 290mm・350mmの2種類 ※国土交通大臣認定工場にて製造 |
鋼材 | STK400 |
第三者認証 | ・建築技術性能証明 GBRC 性能証明 第10-01号 |
DM工法とは
DM工法は、小口径鋼管先端部に鋼管径の3.0倍及び3.5倍程度の大きさの鋳物(ダクタイル鋳物)製の螺旋翼(先端翼)を取り付け、鋼管地盤補強材として使用する、建築技術証明を受けた工法です。
鋼管頭部に回転トルクを与えることで、先端翼が地盤から推進力を受け、地上部には無排土の状態で回転貫入します。
先端翼は鋳物製で、鋼製より製造コストが抑えられ、施工時に残土も排出しない為に処理コストが不要になるなど、コスト面でも優れた鋼管杭工法になります。
DM工法の特長
高支持力
地盤補強材の打ち止め時に、地盤を乱す事無く高い支持力を発揮します。
環境にやさしい
鋼管杭工法はセメントを使用しない工法の為、六価クロムのリスクがなく、産業廃棄物となる排土も出ません。
逆回転により撤去可能
逆回転で引きぬくことが可能な工法です。
費用を抑えることができる
先端翼と鋼管がボルト接合のため、溶接工程が激減でき、製造コストを抑えられます。
また、先端翼と鋼管を分解して運べる為、効率よく運搬ができます。
建築技術性能証明を取得
高品質の証、日本建築総合試験所の 建築技術性能証明を取得した工法です。
(GBRC 性能証明 第10-01号)
DM工法の施工手順
DM工法は、専用の機材を取り付けた施工機で、杭材を回転させながら貫入します。 支持地盤が深い場合は、杭材を溶接にて接続し、さらに圧入します。支持地盤に達したことを確認後、回転駆動装置を外し、施工完了となります。
1.先端翼の取付け
材料の受入検査を行い、先端翼と鋼管をボルトで固定。
2.補強材の建て込み
鋼管を吊り、先端を芯にセットする。
3.回転貫入
鋼管を地盤中に回転貫入させる。
4.継手
下杭を適切な位置で打ち止め、継手の溶接
5.打ち止め
所定の深度まで回転貫入し、打ち止める。
6.施工完了
芯ズレが許容値内であることを確認して施工完了。
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