ボーリング調査(標準貫入試験)

ボーリング調査

やぐらが不要で自走式の新型ボーリング調査
&多くの実績!従来型のボーリング調査

サムシングのボーリング調査は、多くのお客様に採用され実績があるサービスです。
サムシングでは、新型と従来型のボーリング調査から選べ、どちらも実績十分!
ぜひお気軽にお問合わせください。

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ボーリング調査とは

ボーリング調査とは、地面に穴を開けてボーリングロッド(円筒形状の鋼管)を打ち込んでいき、地盤の強度の測定や、土や岩盤のサンプルを採取して地質の状況を調べたりする地盤調査方法のひとつです。
建物を建てる前に行うボーリング調査では、その地盤が建物の重さで沈まないか、どれだけの重さに耐えられるか、地盤の強度=地耐力を調べる試験である「標準貫入試験」を行うことができます。
ボーリング調査(標準貫入試験)の対象となる建物は、鉄骨造、RC造、3階建ての住宅、店舗、倉庫などの小規模建築物から、アパートやマンション、病院、ショッピングモールなどの大規模建築物、さらには擁壁や法面、道路、駐車場などで、設計・施工、確認申請などで必要になります。
またボーリング調査は地耐力を調べるだけでなく、ボーリング孔を利用した試験は標準貫入試験のほかに、孔内載荷試験、現場透水試験、地下水計測、乱れの少ない土質試料の採取(各種土質試験の実施)などを実施することができます。砂質土や粘土といった土質、軟弱層か支持層までの深度など地層構成、地下水位が調査でき、室内土質試験用のサンプリングが可能で、液状化判定や土壌汚染調査などにも用いられます。

標準貫入試験とは

ボーリング孔を利用して、地盤の硬軟、締まり具合の判定し、地耐力を調べる試験です。土層の構成が把握できる土質のサンプリングも可能です。サンプラーをロッドに接続し、質量63.5kgのハンマーを76cmの高さから自由落下させ、サンプラーを30cm貫入させるのに要した打撃回数をN値として記録します。
■N値と換算N値について https://www.s-thing.co.jp/column/wswnsw/

ボーリング調査とSWS試験の違い

ボーリング調査とSWS試験(スクリューウエイト貫入試験)は、どちらも地耐力を調べることができますが、ボーリング調査は土を採取して詳細な調査ができ、SWS試験は土の採取せずに地耐力のみを簡易的に調べる調査方法というものです。
SWS試験は簡易的に地耐力を調べる(換算N値)調査なため、重量の軽い建物(主に木造2階建て程度)の地盤調査に用いられます。
適応範囲はGL-10.0m~GL-15.0m程度、10.0mを超えるような調査データは制度が低くなります。
■SWS試験 https://www.s-thing.co.jp/jiban_chosa/chosa_hoho/sws_sweden/

RC造やS造の住宅、それよりも大きなアパートや工場等の重い建物を建てる際には、構造計算を行う上でボーリング調査のデータが必要になります。

新型・従来型ボーリング調査の特徴と比較

サムシングでは、新型ボーリング調査機を使用した新型ボーリング調査と、従来型のボーリング調査があり、目的によって選ぶことが出来ます。

  新型ボーリング調査 従来型ボーリング調査
対象建築物 小規模~中規模 小規模~大規模
主な試験用途 ・標準貫入試験
・土質試験
・液状化判定
・標準貫入試験
・土質試験
・液状化判定
調査可能深度 20m程度 制限なし
改ざん防止機能 GeoWebシステム なし
調査準備時間 短い
・自走式で移動が容易
・やぐらの設置、用水が不要
長い
・やぐらの設置、組立
・試験用水の準備
装置サイズ(W×L×H) 約1.3×3.2×3.5m 約5×4×5m
狭小地や室内での調査 可能 不可
サムシングにおける(2019年)年間実績数 408棟 1,168棟
特許等 ・特許第5021104号
・技審証第2903号
なし
(最も一般的な調査方法)

※調査ポイント数、地盤や現場状況、掘削条件によって費用は異なる

(従来型)ボーリング調査

ボーリング調査は、どんな地層でも深い深度(100m程度)まで採掘可能です。オールコアボーリングや標準貫入試験を併用したボーリングであれば、採取した試料より土質観察が可能。調査時間は、土砂であれば10~15m/日程度、玉石などで非常に硬質な場合は1m/日いかないこともあります。
(従来型)ボーリング調査を実施するには、4m×5m程度の面積に5m程度の高さのやぐらが必要になります。足場などを設置すれば傾斜地や水上でも調査可能。サムシングでも創業時から現在も、全国各地で多くの実績があり、膨大な調査データを保有しています。

従来型ボーリング調査

新型ボーリング調査

自走式ボーリング調査機

サムシングが開発(特許第5021104号・技審証第2903号を取得)した新型ボーリング調査機「VDボーリング(地盤王ホリ・ススム)」は、やぐらの設置や試験用水が不要なため、準備にかかる時間が短縮できます。自走式で小型の調査機であるため、室内でも狭小地でもボーリング調査が可能です。

標準貫入試験としての使用

従来型のボーリング調査と同様に、JIS A 1219に基づいた「標準貫入試験」が可能です。地盤の硬軟、締まり具合の判定、土層の構成が把握できる土質のサンプリングが可能で、N値20程度までの地盤をGL-20m程度まで対応します。

特許を取得の小型調査機

新型ボーリング調査機は、約1.3×3.2程度の面積に3.5mの高さという小型調査機で、屋外はもちろん室内や狭小地でも実施可能です。自走式であるため添え付け時間の短縮が可能です。
新型ボーリング調査機はサムシングが開発し、特許第5021104号・技審証第2903号を取得しているものです。

全自動計測・改ざん防止

従来のボーリング調査は、調査データを手書きでするためにデータの改ざんを防げませんでした。
新型ボーリング調査機では、調査深度やN値の全てのデータをインターネットを使用してサーバーへ直接送り、GeoWebシステムで管理するため、現場の実作業から報告までのデータの改ざんがなく、トレーサビリティ(追跡可能性)を確立しています。さらに人の手が入らないシステムであるため、速報のご提出までが従来型と比べて早くなります。

画像:全自動計測・改ざん防止

土壌汚染調査、液状化判定としての使用

新型ボーリング調査機

掘進速度が速く、コアチューブで土壌採取が可能であるため、深度が深くても採取可能。
オールコアで地下水位以下の砂質土などの土質も確認できるため、土壌汚染調査も液状化判定も可能です。

乱れの少ない試料採取が可能

JIS 1221に基づく、乱れの少ない試料の採取機能を有します。これにより、一軸圧縮試験、三軸圧縮試験、圧密試験の併用が可能となります。

高効率で工期短縮

新型ボーリング調査機は、油圧式バイブレーション装置を用い、ケーシングとインナーチューブ(コアサンプラー)を バイブロドリルで振動を加えながら地中に押し込み、試料を採取しながら削孔します。土砂の場合、掘進深度がロータリー式ボーリングより早く、工期短縮が可能です。

画像:新型ボーリング調査は高効率!

ボーリング調査に必要な情報・資料

物件の情報はもちろん、スケジュールも調整が必要となりますので共有をお願いいたします。

  • 物件情報:物件名称、現場住所、現場状況(更地・既存建物有り)、現場入り予定時刻、お立会いの有無、調査地内への車両乗り入れ可否 など
  • 現場案内図:調査地に間違えがないよう、可能な限り詳細な情報を提供頂く
  • 計画建物図面(平面図・配置図):計画敷地に対する建物位置の確認が必要。KBM(仮のベンチマーク)を指定頂くか、指定が無い場合は当社にてKBMを決めて、お客様へ報告し了承を得る。

TVでも紹介されました

サムシングがテレビ朝日の『劇的ビフォーアフター』(2015年2月1日放送)に出演し、 従来のボーリング調査では対応が難しい室内ボーリング調査を実施しました。新型ボーリング調査機は小型(約1.3×3.2×約3.5m)であるため、室内や狭小地でも実施可能で、TV番組では液状化を判定しました。

画像:『劇的ビフォーアフター』(2015年2月1日放送)にて紹介の「室内ボーリング調査」実施の様子

サムシングのボーリング調査費用

調査費用は、調査するポイント数、掘削深度、現場状況(搬入、舗装状態など)などによって変動するため、HPでは具体的な費用や単価を記載することはできません。
ご相談・お見積りは無料で承っておりますので、お気軽にお問合わせください。

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