環境パイル工法(木材による地盤改良工法)
木材の杭で建築物を支える地盤改良工法
環境パイル工法は、地中に木材の杭を入れて、杭の支持力で家を支える工法です。
木材は加圧注入保存処理を施し、60年以上の耐久性があり、第三者機関の性能証明も取得しています。
概要・適用範囲
適用建築物 | 地上3階以下・13m以下、1500㎡以下(平屋は3000㎡以下) |
---|---|
最大施工長さ | 6.0m(杭径120mm、160mm及び180mm) 12.0m(杭径140mm)※継手治具使用 |
先端地盤 | 粘性土地盤、砂質土地盤、礫質地盤 |
周面地盤 | 粘性土地盤、砂質土地盤 |
基礎底盤下地盤 | 粘性土地盤、砂質土地盤 (※S工法のみ) |
防腐・防蟻薬剤 | CUAZ(銅・アゾール化合物系木材保存剤) ACQ(銅・第四級アンモニウム化合物系木材保存剤) ※防腐処理基準はJAS規格K4相当 |
第三者認証 | ・建築技術性能証明 環境パイル工法:GBRC性能証明 第09-07号 環境パイルS工法:GBRC性能証明 第11-29号 ・優良木質建材等認証(AQ)取得 ・エコマーク取得 ・ウッドデザイン賞(2015)受賞 |
環境パイル工法とは
環境パイル工法は、木材の杭で建築物を支える地盤改良工法です。
木材は、コンクリートと同程度の強度があり、10t以上の力で圧入しても折れません。
防腐・防蟻には加圧注入保存処理を施し、60年以上の耐久性を耐候操作試験で確認しています。
工法は第三者機関の性能証明も取得しており、品質も評価された地盤改良工法になります。
環境パイル工法の特長
環境パイル工法は、木材の杭で建築物を支える地盤改良工法です。木材は、コンクリートと同程度の強度があり、10t以上の力で圧入しても折れません。防腐・防蟻には加圧注入保存処理を施し、60年以上の耐久性を耐候操作試験で確認しています。工法は第三者機関の性能証明も取得しており、品質も評価された地盤改良工法になります。
安定した品質・強度
また木材は、コンクリートと同程度の強度があり、10t以上の力で圧入しても折れません。
短工期、残土処理コスト大幅削減
既成杭を地盤に圧入するだけなので工期が短く、杭径が小さいことで、残土をほぼ排出しません。
短工期・残土処理費用が不要なので、地盤改良にかかる費用を抑えることができます。
また、残土がほとんど出ないので、現場の仕上がりもとても綺麗です。
60年相当の耐久性
木材は、すぎ、からまつ、ひのき、とどまつ、べいまつを使用し、JAS認定もしくはAQ認証を取得している工場で、加圧注入木材保存処理(防腐・防蟻薬剤を圧力をかけて木材に浸透させる処理)を施します。
加圧注入保存処理と地中に杭があること※によって、防腐性能はJAS性能区分でK4相当を実現しています。
K4という基準は、60年相当以上の耐久性があることを意味し、耐久性促進試験においても劣化し難いことが確認されています。
また防腐・防蟻薬剤は、土壌中の様々な菌、虫等に対しても有効で、高い耐久度が確認されています。
※木材は地中にあることで酸素を遮断し、劣化し難くなります。
建築技術性能証明を取得
高品質の証、日本建築総合試験所の 建築技術性能証明を取得した工法です。
(環境パイルS工法:GBRC性能証明 第11-29号・環境パイル工法:GBRC性能証明 第09-07号)
環境にやさしい地盤改良工法
杭には国産の天然木材を使用し、エコマークの認証を取得しています。
また、カーボン・オフセットの取り組みの一環として、間伐材を含む木材を使用しています。
使用する地盤においても、六価クロム等の環境汚染の心配がないことから、環境パイル工法は、その地盤にも、地球環境にもやさしい工法といえます。
環境パイル工法の施工手順
環境パイル工法は、専用の機材を取り付けた施工機で、既成杭を無回転で圧入します。
支持地盤が深い場合は、2本目を継ぎ足し圧入します。
支持地盤に達したことを確認後、打ち止めし、所定の高さで杭頭処理を行い完了します。
地盤調査・改良・保証を
ワンストップでご提供!
サムシングは28拠点で全国対応!
年間実績35,000件以上の実績。
業界トップクラスの企業へ
成長を続けています。
地盤調査・地盤改良のお問い合わせは
即日対応いたします。
他社との相見積りも歓迎しております。
※お問い合わせ内容により、
ご回答にお時間をいただく場合がございます。
お問い合わせフォームからなら
24時間365日対応中!